写真のホワイトパールのヴェルファイア、ルーフ最前の塗装剥がれでガラス脱着の上、ボディの再塗装をしたクルマだ。塗装後、返却されしばらくすると、写真のようにルーフとフロントウインドウの境目あたりに気泡のようなものが現れていた。
プラック色の車はフロントウインドの脱着をしたことはないが、同様の気泡が現れていた。本件、トヨタ自動車広報部に確認した。
「この度は貴重な情報をいただきありがとうございます。 原因については、様々な要因があり得るため、一概に申し上げられませんが、熱影響や酸性の外来物などによって、稀にガラスの中間膜(ガラスとガラスの間の膜)端部が劣化することで、 空気が入り込み見栄えが悪くなることがございます。
なお、2013 年には、見栄え向上のレベルアップを行っています。 これからもお客様にご満足いただけるよう、日々改善に努めてまいります」とした。
2013年以前だと車両の保証期間は3年6万キロということで、無償修理の対象にはならない。市場措置の可能性については、現状で検討されていないとのことだ。
取材・文/神領 貢(マガジンX編集長)