新型カングー生産開始

スポンサーリンク

ヨーロッパで6月から販売が始まる新型カングーの生産がフランス・モブージュ工場で始まった。ただ、年内に国内導入される可能性は低く、2022年にズレ込みそうだ。
Kangoo_plant2Kangoo_plant1

ここ日本でカングーは愛らしさで人気を集めているが、新型にはC字型のデイライトとテールランプが与えられて引き締まった印象がかもし出されている。フロントドアは90度まで開く設計で乗降性が向上。
なお、商用バンでは助手席側のセンターピラーが省かれてワイドな開口部が確保されているが、乗用版では従来どおりセンターピラーが設置されている。スライドドアの開口幅は615mm。

RENAULT KANGOO (KFK) Kangoo_side
RENAULT KANGOO (KFK)RENAULT KANGOO (KFK)

インパネ中央には8インチ画面が装備されており、スマホを連携させてアプリを遠隔操作することも可能だ。また、メーターパネルには4.2インチの液晶ディスプレイが内蔵されているが、年後半からは7インチ画面が内蔵された仕様の生産も始まる。USBポートは後席用も含めて5個。
アダプティブ・クルーズコントロール、車線逸脱警報、ブラインドスポット警告、道路標識読み取り機能、衝突被害軽減ブレーキ、ハンズフリー駐車アシストなど、ドライバーの疲労軽減に貢献する先進デバイスが揃っているのも目新しい。
RENAULT KANGOO (KFK)

ステアリングコラムはチルトに加えてテレスコピック(前後調整)も可能になった。また、前席にはヒーター、運転席にはランバーサポートを装備。乗員が快適に過ごせるよう、空調は左右席で独立して温度調整が行え、センターコンソール背面には後席用ベンチレーションが備わっている。
静粛性の改善もニュースで、ダッシュボードやドア、エンジンまわりは吸遮音性強化、ガラスは板厚アップ。
RENAULT KANGOO (KFK)

自慢のラゲッジスペースは容量775Lを誇り、リアシートと助手席を前倒しすれば最大3500Lまで広げることができる。荷室長はフル乗車時が1.03m、リアシート前倒し時は1.88m、そして助手席も前倒しすれば2.70mに達する。また、室内には頭上コンソールなど豊富な収納スペースが用意されていて、その容量は合わせて49Lにも及ぶ。
RENAULT KANGOO (KFK)Kangoo_upper
Kangoo_luggage3Kangoo_luggage2Kangoo_luggage1

パワートレインは1.3Lガソリンと1.5Lディーゼルから選択でき、ともに6速MTと7速DCTを設定。さらに、2022年にはピュアEVモデルも加わる予定だ。

スポンサーリンク