「自賠制度を考える会」が赤羽国交大臣に要望書手渡す!!

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返せ!!6000億円超

「借金返せない」と居直る国財務省のわがまま許すな!!

また、この季節がやってきた。本誌読者の皆様なら先刻ご承知の自賠責保険積立金繰り戻し問題だ。平成15年度に569億円返還(繰り戻し)された後、15年もの間、借りたカネを返さない財務省が、さすがに被害者救済の窮状を見て、わずか23億円だけを返してきたのが平成30年度のこと。そこから令和元年度49億円(当初予算と補正予算の合計)、今年度40億円(補正含まず)の返金が行なわれた。それでも未返還金は6069億円(令和2年度当初予算)にのぼる。何度でも繰り返すが、積立金は強制保険加入者が自ら積み立てたお金だ。税金ではない!!!!!!!!!!!

11月11日、「自賠制度を考える会」が赤羽国交大臣に積立金繰り戻しに向けて面会した。その後の記者会見では、自ら被害者を子どもに持つ桑山雄次全国遷延性意識障害者・家族の会代表(スクリーン上)と横山恒同会副代表もリモートで参加した。桑山さんは、「息子は小2で事故に遭った。現在33歳。在宅介護は24年になる。私も事故当時39歳だったが、間も無く65歳。介護者が介護できなくなった時のセーフティネットがない。ヘルパーの賃金は安く人手不足が長く続いている。お金で解決されるなら支援をお願いしたい」と話した。横山さんも現在71歳、家内67歳になる。42歳の娘を介護している。娘は21歳の時にトラックの脇見運転で事故に遭った。私も4年後には後期高齢者になる。介護者なき後に頭を悩ましている。本当は選べるくらいの(救済)アイテムがあればありがたい。15年くらい在宅介護していたが、いまはグループホームに入っている。だが、(遷延性意識障害者は)他の人より手がかかる。介護者のためのベッド数が足りない。受け皿がまだまだ足らない。受け皿をきちんと作っていただきたい。先が見えるようにしていただきたい」と切実な想いを語った。
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