日本の消費者ニーズにフォーカスして日本で設計・開発したENERGY SAVER 4を発売

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日本ミシュランタイヤは、同社の低燃費タイヤであるエナジーシリーズの新製品として、ウェットブレーキング性能と快適性を向上させた「MICHELIN ENERGY SAVER 4(ミシュラン・エナジーセイバーフォー)」を2020年2月1日より発売すると発表した。

ミシュランでは日本でタイヤラベリング制度(転がり抵抗性能とウェットグリップ性能をひと目でわかるようにする等級制度)がはじまった2010年以前から環境対応タイヤを提供しており、すでに26年の実績がある。今回発表したエナジーセイバー4は、現在販売しているエナジーセイバー+の後継製品で、日本の消費者ニーズを調査したなかで購入後の満足度が思いのほか伸びなかったウエットグリップ性能や静粛性に着目し、日本で設計・開発を行った製品である。ちなみにミシュランが研究開発拠点を置いているのはフランス、アメリカ、日本の3箇所で、先行技術開発などの基礎研究を行っているのはフランスと日本だけである。

新製品のエナジーセイバー4にはウェットブレーキ性能を高めるために新配合のコンパウンドを採用。転がり抵抗についてはアンダートレッドラバーを新採用することで、これまでの低燃費性能は保持しながらウェット路面でのグリップ性能を従来比(エナジーセイバー+との比較)で5.5%高めている。また、縦溝幅の最適化によりパターン・ロードノイズを低減し、パターンノイズは従来比5%、ロードノイズは従来比9%低減している。

日本ミシュランタイヤのポール・ペリニオ社長は、「低燃費タイヤの普及率は全体の7割以上となり、日本ミシュランの売り上げで見ても乗用車用タイヤの1/3を占める最も大きなセグメントになっている。来年も日本向けの新商品を発表する予定で、日本でのユーザー満足度No.1を目指す」と語った。
サイズラインナップは、エナジーセイバー+から3サイズ増えた13〜16インチまでの23サイズ(175/55R15は申請予定)。トレッドパターンはタイヤ幅195㎜以上の4リブパターンと、185㎜以下の3リブパターン、軽自動車用でスリップサインにハイライトを入れたものの3種類となる。

日本ミシュランでは性能に満足できなかった場合に購入から60日間は全額を返金する保証プログラムを行っているが、エナジーセイバー4も対象となっている。またミシュランオンラインストアでタイヤ4本を購入するとミシュラン安心パンク補償を2年間無料で提供している。

ウェットブレーキ ノイズ

新配合コンパウンド

縦溝幅最適化(パターンノイズ低減)

新縦溝構造

アンダートレッド

新採用アンダートレッドラバー

■問い合わせ先
日本ミシュランお客様相談室 TEL:0276-25-4411
日本ミシュラン公式サイト https://www.michelin.co.jp

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