イーベイが日本の自動車パーツに熱視線!!
9月13日、世界最大級のオンラインマーケットプラットフォームを運営するeBayによる最近の販売動向に関するセミナーが都内で開催された。世界レベルでセラーとバイヤーをつなぐプラットフォームは利用者も売上げも飛躍的に伸び続けている。
セミナーでは売れ筋のカテゴリーごとに最新動向が紹介された。すでにeBayに参加されている方、これから参加しようとしているひとたちで会場は熱気が漂っていた。
ファッション、エンタメ、コミックなどの売れ筋に加え、今回は自動車部品についても言及があった。担当者のシェイラ・パック氏によれば、「イーベイ内のマーケットプレイスであるイーベイモーターでは、2018年の統計で、毎秒3つの部品とアクセサリーが販売されている。世界で他に類がない規模」との説明があった。日本のパーツ販売拡大の可能性を感じているようだ。内需の伸びが緩慢な今、国内のメーカー、販売会社もイーベイのプラットフォームを活用することも考えていいのではないか。
加えて、「売り手は様々な販促をする上で、イベントについてアンテナを張っておく必要がある。季節商品でもバイヤーのニーズを満たす在庫が必要。個々のアイテム、車種ごとに特化するか、逆に汎用品などが商品として適している。ネット上での最安値を提示することも必要。『今すぐ買うことが肝要』とお客様に思わせなければならない。クルマ、トラック分野では、エクステリア、ホイールタイヤ、サスなど、それそれにサブカテゴリーが容易されている」ということだ。
最近では、自動車用工具、アクセサリーなどに加えて、「診断用サービスツールが最も売れている。ショップ用のサプライなどが売れている」とトレンド解説も具体的に行われた。
EC(電子商取引)を海外とも積極的にやりたいと考える人には、大いに検討すべきビジネスだと思う。記者からは毎年1月に開催されるオートサロンとのコラボを提案しておいた。