第46回トヨタロビーコンサート開催
「バレンタインコンサート2019 家族へ 被災地へ 恋人へ 豊かな自然へ」をテーマに開催!
東京2020の公認プログラムともなっているトヨタロビーコンサート。トヨタ自動車社員のボランティアと地域NPOが一緒になって1995年から続けられている。今回で46回を数えたコンサートが2月9日、トヨタ自動車の東京本社ロビーで開催された。
第1部では木下航志(きしたこうし)さんによるピアノ&ヴォーカル。木下さんは未熟児網膜症を患い、生後一カ月で失明したが、2歳からピアノを始め、プロとして世界で活躍されている。
2部では、ヴァイオリニストのfumikoさんと山内達哉さん、それにピアニストの小堺香さんによるアンサンブル演奏が行われた。東日本大震災の津波で流された木を使い、魂柱には「奇跡の一本松」の一部を用いた「つなみヴァイオリン」が奏でる音は、「花は咲く」「輪音〜希望のひかり」の曲に乗って、聴衆を魅了していた。
アンコールでは木下さんも参加して「アメイジンググレース」「上を向いて歩こう」が演奏された。「上を向いて歩こう」では演奏者と観客が心ひとつに、大合唱となった。思わず涙がこぼれそうになった。
コンサート終了後に演奏者に話を聞いた。
木下さんは、「周りの人への愛が大切だと感じました。これからも愛のある歌と曲づくりを目指します」。
山内さんは「素晴らしいロビーコンサートでした。私たちにとってもとても励みになります。(つなみヴァイオリンを弾いて)音楽を通して人びとの思いが伝わり、大自然の力を感じました」と話してくださった。清々しい思いで会場を後にした。
取材 文 写真/神領 貢 マガジンX編集長