9月11日の石井国交大臣会見要旨。自賠責保険積立金繰り戻し「着実に繰戻しされるよう財務省とよく協議したい」

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関空連絡橋で、ネクスコ西日本が損傷した橋げたを明日から撤去。14日に撤去できる。月内にも通行が再開できる見込み。
質疑応答。
Q 関空のA滑走路について。
A A滑走路の暫定運用については、関係者による復旧作業を進めている。週内にもA滑走路と第1ターミナルの南半分の暫定運用を目指す。需要を賄うため、1日あたり国際線を含めて伊丹20便、神戸15便の増便を地元に要請している。発着回数はその2倍。関空における事前の対策が十分だったかどうかを空港会社に検証してもらう。海上空港について必要な対策を講じていきたい。
Q インバウンドへの影響は?
A 関西、北海道は訪日客に人気の高い観光地。客数が減ることを懸念している。初動として交通機関、被災地の状況をネットなどで知らせてきた。政府観光局を通じて情報提供を行い、風評被害の拡大を食い止めたい。
Q 伊丹や神戸の国際線受け入れについて。
A 長い協議の結果、平成17年に現在の運用が決まった。関西3空港の役割を見直す場合は、地元の新たな議論が必要。まずは関空の早期復旧に向けて全力で取り組みたい。
Q 自賠責保険積立金繰戻しについて。
A 昨日も自賠責保険を考える会から要望がなされた。繰戻しについては、今年度15年ぶりに22億円が繰戻しされたものの、未だ6159億円が繰戻しされていない。着実に繰戻しされるよう財務省とよく協議したい。
Q アメリカのテキサスでの新幹線導入について。
A 日本として積極的なもの支援を行ってきた。来年上半期に着工するために101億円の拠出について認可した。実現に向けた支援体制がより強固になると考えている。

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