速報! 4月からの自賠責保険料据え置き!

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来年度の自賠責保険料を決める自賠責保険審議会が本日午前行われている。交通事故数、死亡者数ともに減少していることから、来年度の自賠責保険保険料については据え置きになることが決まった。

自動車保険料率算出機構の説明。
29年度に保険料を下げた。29年度が341億円の赤字、30年度が311億円の赤字を見込む。交通事故の発生状況は、平成16年をピークに減少傾向が続いている。平成30年度は保有車両数は若干の増加を見込む。
事故率については、今後も減少していくと予測する。後遺障害事故率も減少傾向で推移すると予測。

平均支払保険金について。
29年度は8001億円(前年同期比0.8%減)、30年度は8020億円(同0.2%増)と予測。
社費、いわゆる保険会社、代理店の収支は赤字が続いている。平成29年度からは社費負担を増加させている。

平成29.30年度は予定損害率よりも若干の改善が見込まれる。

意見と質疑応答。
Q 日本医師会の委員。物件事故で医師の介在がなく、詐欺や不当利益につながる。不平等でもある。
Q 山本委員。高齢者の考えられないような深刻な事故が増えている。
A 全体が減少傾向にある中で、高齢者の事故は減っていない。高齢者は逸失利益が少ないので一件あたり支払い保険金の支払い額は減る。動向を注視しながら確認したい。
Q 発言者不明。自動運転普及について。
A サポカーは衝突被害軽減ブレーキ搭載車のこと。保険料率の低下が期待される。が、被害軽減ブレーキのみの統計はない。
Q高倉JAW会長。社費について。契約手続きの簡素化など、行政と業界の連携によるさらなる効率化をお願いしたい。
A 損保協会の委員。今後も社費の削減努力を続ける。
Q 桑山委員。繰戻しがなったことを嬉しく思う。被害者保護を前面に打ち出してもらったことを嬉しく思う。来年度以降も財源が枯渇しないよう活動したい。

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