Cクラスでは初となるカブリオレを発売

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メルセデス・ベンツ日本は、Cクラスでは初となるオープンモデルのカブリオレを9月28日に発表し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売ネットワークを通じて販売開始した。

現行のCクラスは2014年に発売してから4万台以上を販売したメルセデスの中核を担うモデル。伝統的なセダン、ステーションワゴンに加えてSUVのGLC、ロードスターのSLC、そして今年3月に発表したクーペというラインナップがあったが、さらに今回オーポンモデルのカブリオレを追加することとなった。ちなみに現在のメルセデス・ベンツのラインナップは30車種141モデルとなっている。

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このカブリオレの特徴は、クローズ/オープン問わずスタイリッシュなプロポーションとなる「モダンラグジュアリー」のデザイン哲学を体現したエクステリアと、3色を設定したアコースティックソフトトップによる高い遮音性にある。電動開閉式のソフトトップは後方視界を確保するためにガラス製リアウインドウを採用し、約20秒の短時間で開閉する。走行中でも時速50キロまでであれば操作は可能だ。インテリアはCクラス共通の上質さと実用性を確保しながら、オープン時に室内への風の巻き込みを防ぐ「エアキャップ」、ヘッドレスト下部から温風を吹き出して首周辺を暖める「エアスカーフ」などの機能を装備。ボディ剛性についてはセダン開発時点からルーフのない構造でも剛性を確保できるように考慮されているが、さらにボディシェルのフロントエンドとフロア&ルーフ周りなどを新設計して「アルミニウムハイブリッドボディシェル」によって軽量化と高いボディ剛性を両立させている。

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搭載するエンジンは最新の第3世代直噴システム「BlueDIRECT」を用いた1.6ℓのC180と2ℓのC300(受注生産)。そしてAMGモデルには3ℓV6を搭載したC43、AMG GTと共通の4ℓV8を搭載したC63Sの4グレードをラインナップ。トランスミッションはC63Sの7速ATを除くすべてのクルマに9速ATの「9G-TRONIC」を搭載する。

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発表会に登壇した上野金太郎社長は「CクラスカブリオレはSクラスカブリオレの技術を惜しみなく投入して乗員4名が快適にオープンエアを楽しめるクルマとなっています。夏のクルマというイメージが強いオープンモデルですが、私たちは秋が始まるこれからのシーズンや冬がベストだと考えて本日このタイミングで発表することにしました。なぜならメルセデスのオープンモデルはソフトトップを占めればクーペと変わらない静粛性があり、真冬でも快適にオープンドライブを楽しんでいただくため、室内への風の巻き込みを防ぐ装備や車内の暖気を逃さない機能をそなえているからです」と語った。

 

■Cクラスカブリオレ価格表(税込)

C180カブリオレスポーツ(1.6ℓ直4直噴ターボ):606万円

C300カブリオレスポーツ(2ℓ直4直噴ターボ):768万円

AMG C43 4MATICカブリオレ(3ℓV6直噴ツインターボ):960万円

AMG C63Sカブリオレ(4ℓV8直噴ツインターボ):1403万円

 

Cクラスカブリオレ公式サイト http://www.mercedes-c.jp/cabriolet/?s_clid=pc_c-cabriolet_sp_20160928

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