トヨタがPCUとモーターの自前にこだわって来た訳。

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トヨタは四半世紀前、パラレルでもシリーズでもどちらも選択肢にありました。そこで選んだのは2モーターのパラレルハイブリッドでした。これは将来の技術拡張を見据えてのことでした。
そして直流を交流に変換するパワー半導体の自前開発、さらにモーターの自前開発と自社生産です。
自動車では当然ですが、車体設計と駆動部分の擦り合わせが必須。また開発と生産がケンケンガクガクの議論を積み重ねることでさらなる創意工夫、革新が生まれます。
モーター、PCU、電池の三種の神器の中でも、モーターとPCUを手の内に持つことの優位性は計り知れません。電池は汎用品でもなんとかなりますが、モーターとPCUは吊るしを買ってきても、競合他社を超えることはできません。
あれっ!? PCUとモーターって、ピュア電気自動車ののキモですよね。トヨタが市販車を出していないことと、EV開発で出遅れていることは全く別の問題であることがご理解いただけるでしょうか。
最後にトヨタ関係者の話、「2019年に市販するピュアEVは性能でも品質でも他社を凌駕する」。期待して待ちましょう!
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