トヨタ、新型ボート「PONAM-28V」を発売

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トヨタは、新型ボート「PONAM-28V」を開発し、直営のトヨタマリン営業所と全国のトヨタマリン販売店50社を通じて発売した。これまでトヨタは、全長35フィートの「PONAM-35」、31フィートの「PONAM-31」を展開しており、28フィートの「PONAM-28V」の発売により、PONAMシリーズでのラインアップの充実を図った。

 

「PONAM-28V」は、高い走航性と乗り心地を追求するとともに、キャビンの高級感、居住性にもこだわった「プレミアム スポーツクルーザー」として開発したという。

 

主な特長は、

  1. ヤンマーと共同開発した新感覚の乗り心地のトヨタハイブリッドハルの採用
  2. 自動車の制御技術を応用した操船支援システムの採用
  3. PONAMシリーズのデザインを踏襲した流麗なフォルムと高級感のあるインテリア

の3点。

 

「PONAM-28V」は、2016年3月にジャパンインターナショナルボートショーに出展した「TOYOTA-28 CONCEPT」を商品化したものであり、製造をヤンマーに委託しているそうだ。ちなみに「TOYOTA-28 CONCEPT」は、そのデザインが評価され2016年度グッドデザイン賞を受賞したそうだ。

 

「PONAM-28V」のエンジンは、「PONAM-31」でも採用しているランドクルーザープラド(海外向け)の3.0L直列4気筒直噴ディーゼルエンジンを船舶用にチューニングすることで、高出力を実現しつつ、低エミッション、低燃費、低振動、低騒音を達成。さらに、1基掛けエンジンでは世界初となる1軸TVASなど、自動車技術を応用した制御システムの設定により高い操船性を確保している。

 

価格については、高性能、高級感を持たせながらも、エントリーモデルでは1,920万円(消費税抜き)と2千万円を下回る価格を実現している点も魅力。

 

お金があれば手に入れてみたいものだ。

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