マツダ、先進安全技術「i-ACTIVSENSE」の標準装備化を発表

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マツダは、日本国内で販売するほぼすべての新世代商品を対象に、先進安全技術「i-ACTIVSENSE」の標準装備化を2017年度中に行うことを発表した。

「i-ACTIVSENSE」は2012年の導入以来、多くのユーザーから選んでもらっており、今回最量販モデルである「マツダ デミオ」を含むほぼすべての新世代商品で標準装備とするという。この取り組みは、運転初心者から高齢者まで、さらに多くの顧客へ、より安全・安心なクルマを届けるためのもの。

今回標準化する装備は、日常で起こり得る事故の未然防止と被害軽減を目的とした『衝突被害軽減ブレーキ』、オートマチック車のペダル踏み間違いによる事故を低減する『AT誤発進抑制制御』、車線変更時に斜め後方に存在する車両を知らせる『BSM(ブラインド・スポット・モニタリング)』、駐車場などでの後退時に横から近づく車両を検知し接触の危険を知らせる『RCTA(リア・クロス・トラフィック・アラート)』。

2012年以降に発売した新世代商品において、ドライバー・人間を理解・信頼・尊重する「MAZDA PROACTIVE SAFETY」という安全思想のもと、マツダはドライバー自らが正しい「認知」「判断」「操作」をできることがユーザーの安全・安心を支えるための基本要件と考え、クルマ全体を根本から見直した商品開発を一貫して行ってきたそうだ。

その結果、自然に足をのばした位置へのペダル配置による運転しやすく疲れにくいドライビングポジション、交差点などにおいて危険を認知しやすい前方視界、様々なシーンで意のままと感じる操縦安定性などが、マツダの新世代商品に共通する魅力として多くのユーザーから支持されているそうだ。

これに加えて、日常の様々な環境で全方向にわたる危険の認知を人間中心の発想でサポートする先進安全技術「i-ACTIVSENSE」を、一部グレードに留まらず、ほぼすべての新世代商品において標準装備することで、ユーザーの安全・安心をより確実にサポートしていくという。

クルマのクラスを超えて安全装備を標準化していくという考えは重要。今後も続けて行ってほしいものだ。

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