TOYOTA、ジュネーブモーターショーで近未来の都市型モビリティのコンセプトモデルを初披露

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TOYOTAは、第87回ジュネーブ国際モーターショーにて、近未来の都市型モビリティライフを提案するコンセプトモデル「TOYOTA i-TRIL」を世界初披露した。

TOYOTA i-TRILは、「走る楽しさを追求する近未来の都市型モビリティ」をテーマに掲げ、新しい乗り味と使い勝手のよさによる楽しさを提供するとともに、都市生活者のニーズに応える小型EVコンセプトだそうだ。

同コンセプトモデルは、コンパクトなボディサイズにより車体の取り回しが良く、左右前輪が上下して車体の傾きを最適かつ自動的に制御するアクティブリーン機構を採用したことで、快適性・安定性を両立し、意のままに操れる一体感のある爽快な走りが実感できる点が特徴。

また、クルマの中心にドライバーを配置する「1+2レイアウト」によって、3人乗車が可能なパッケージとし、ドライバーと同乗者の絶妙な距離感を実現することで、心地よい車内空間を創出。さらに、ドアがフロアの一部を構成しており、開くとフロアのステップ部分が空くため、楽な乗降を可能としているという。

TOYOTA i-TRILのデザインは、フランス・ニースに拠点を置くED2(EDスクエア)が担当。将来、欧州では小・中規模都市の発展が見込まれており、小さなコミュニティにおける30-50代の子育て世代のライフスタイルを想定し、便利で快適な新ジャンルの都市におけるモビリティの進化を具現化したもの。

軽量コンパクトなコンセプトモデル。参考スペックを見ると全長は日本の軽自動車より小さいが車幅は同等。重量も600kgと同等くらい。であれば、日本の軽自動車ベースにした方が広くて使い勝手が良さそうな気もするが、近未来的コンセプトカーというと実用性よりデザインが優先されるのかもしれない。

TOYOTA i-TRIL主要諸元(社内測定値)

全長(mm)/全幅(mm)/全高(mm) 2,830/1,500/1,460
ホイールベース(mm) 2,080
乗員定員(人) 3
空車重量(kg) 600
パワートレイン 電動モーター
1回充電走行距離(km) 200以上
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