日本で負けても世界で勝つ!

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水曜日発売のマガジンX12月号にも書きましたが、日産とのアライアンスに対して、三菱社員の皆さんのモチベーションは必ずしも高くありません。
どうなるのか、何が起きるのか、戦々恐々と言うのが本音ではないでしょうか。昨日の国のスタンスもそうですが、特に三菱に対しては厳しい視線で対処されていくことになります。
日産、三菱両者とも日本発の自動車メーカーなのに、日本市場でのシェアを落としている。
かつて私は志賀さんに単独インタビューしましたが、志賀さんの「根っこは日本にある」主旨の言葉に感銘を受けたものです。今の日産を見ていると、その言葉は必ずしも当たらないような動きが強いと感じます。
「世界で勝って日本で負ける」。違うか、「日本で負けても世界で勝つ」。日産の世界戦略は最早ハッキリしていると思います。
ミソをつけた軽自動車で巻き返し、「明確な二位」を取ることが難しいのは、ゴーンさんが一番良く分かっていると思います。

それにしてもグループインタビューには声をかけてもらえないなぁ。まだまだ影響力が小さいと思われているのでしょうね。精進精進!

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