マツダの一括企画が活きる年次改良は、他社のお化粧直しや装備充実とはかなり異なるものとなっている。毎年毎年、そこで盛り込める新技術を惜しみなく投入する。上級モデルで先に採用された新技術をいち早く普及モデルにも投入し、製品の魅力維持を可能にしている。以下は福原和幸常務執行役員のプレゼン内容だ。
福原和幸常務執行役員。
2012年のCX-5から3年で6車種の新世代商品を発表した。人間中心の開発哲学のもとに開発を続けている。保有の3割超える40万台が新世代商品。
輸入車からの乗り換え、短期間での乗り換えが増えている。残価への高い関心がある。
常に最新のマツダ車人間乗れる環境を作る。
従来の個別最適のモノづくりでは、次期車まで最新の技術を盛り込めなかった。今は一括企画によるモノづくりにより、毎年、新技術を盛り込めるので、常に最新技術を盛り込んだマツダ車に乗ってもらえる。
アクセラ、アテンザとも前年比大幅に伸びている。Gベクタリングにも高い評価をもらっている。
デミオ、CX-3で販売の半分を占める。
資産価値を高めるための中古車情報の系列内で共有する。
五万円までの事故修理保証付きの自動車保険プラン。
「スカイプラン」の残価設定率を5%引き上げ。DE車は3年後残価は55%。
マツダ店全店958店でマツダ車全モデル扱い可能。
デミオ
世界で最も輝くコンパクトカーであり続ける。
CX-3
下期から防府でも生産。本社、タイ工場に続き。グローバル販売台数の半分をクロスオーバー車にする。CX-3はその世界戦略車の位置付け。
本質を磨き上げ「先鋭化」する。