
本日、9月18日に日本自動車工業会の会長会見がありました。トランプ関税、年末の税制改正論議、来月開催のモビリティショーなどについて説明がありました。
また、私は下記の質問を用意していたのですが、MCに当ててもらえず、自工会広報部に投げてあります。
税制改正要望の中身が緩いと感じる。暫定税率廃止を叫ぶだけで、争点がぼやけているように思う。同床異夢のところがある。「ただ下げろ!」と言うのではなく、環境性能割の廃止、ガソリン、軽油、重量税の暫定税率廃止についてどう理論武装するのか。政治や自治体の首長にも温度差がある。EV補助金、充電器補助金、軽自動車優遇をどう考えるか、優先順位はどこにあるのか?
⚫︎自工会会見片山会長コメント要旨。
トランプ関税について。
日米関税交渉が7月に妥結した。9月16日より新たな税率15%が執行された。
インパクトは依然として大きい。開かれたビジネス環境に向けた議論をお願いしたい。
⚫︎税制改正要望について。国内需要が大切。健全な需要を阻害している。国内産業基盤を確固たるものにする。
環境性能割廃止、ガソリン減税の財源に車体課税に求めることは負担増にもなりかねない。重量税を含めて簡素化、軽減によりユーザーにとって納得感ある税制にしてもらいたい。
⚫︎七つの課題について。
2年間、集中して取り組んできた。経団連モビリティ委員会の場で説明する。
賃上げの流れを作るため、部工会、自工会会員にレターを送った。経済の好循環につながる。
⚫︎JMSがビッグサイトで開催される。未来への希望を届けたい。「モビリティがもたらす明るい未来を探しに行こう」をテーマにワクワクする展示を行いたい。
⚫︎三部副会長から。
開催まで50日を切った。共創プラットフォームとして開催する。ご期待ください。陸上、海、空へと広がる世界観をお見せする。見るだけではなく、「夢」を原動力に進化する様をお見せしたい。
⚫︎ 鈴木副会長から。
大事なステージ。百年に一度の大変革の時期に差しかかっている。8日には軽トラ市、50台が集まる。
⚫︎佐藤副会長から。
モビリティそのものが持つ魅力を伝えたい。現場で現物を見てもらって元気を届けたい。
⚫︎エスピノーサ副会長から。
各社のブースを回って欲しい。どこかのブースで皆さんの思い描く未来が見つかるでしょう。魅力あふれるモビリティに出会うはず。日産ブースもたくさんの趣向を凝らしている。お楽しみに!
⚫︎設楽副会長から。
原付のカテゴリーが見直された。ヤマハ発動機は創立70周年を迎えた。人間研究に基づいた多彩な展示を予定している。ボーカロイド、初音ミクさんの協力も得ながら。
⚫︎松永副会長から。
単に各社のクルマを展示するだけではない。ワンチームで開催する。日本社会の未来を活性化する大きな力となることを祈念する。