現行N-BOXのデビューから丸1年を待たずに追加されるJOY。同車はスペーシア・ギアやタント・ファンクロス、デリカミニをライバル視するため、SUVテイストを身にまとうと思われた。だが、より詳しい情報をキャッチしたところ、思いの外SUVらしさが弱いことが判明した。
また、インテリアには大胆なタータンチェック柄のシートが用いられることもわかった。
明日(4月25日)発売予定のマガジンX 6月号(電子版と紙の雑誌をご用意しているほか、書店や一部コンビニでもお買い求めいただけます)ではJOYを完全再現するとともに、インパクト不足が囁かれているカスタム系のあるべき姿も提案しているので、是非ご覧ください。
余談ながら、チェック柄シートといえば下記のような車種があったね。
●ゴルフGTI
チェック柄のシートを語る上で欠かせないのがゴルフGTIだ。75年に登場した初代は当初、限定5000台の予定だったが、現行8代目でも健在だ。さすがにシート表皮のチェック柄は現代風にアレンジし直されている(内装写真)。
●3代目パルサー
2代目のマイナーチェンジ時に追加されたミラノX1シリーズから緑色のシート表皮を受け継ぎ、3代目ではチェック柄にアレンジされた。あえて好き嫌いが別れても気に入った人に買ってもらえればいい、との趣旨で設定された。
●ドミンゴ
当時のサンバーをベースに開発されたドミンゴは、軽自動車プラスアルファの全長で7人乗りを実現したキャブオーバー型ワゴンだった。初代の後期型でチェック柄シートが採用され、エンジン排気量拡大とルーフ側面へのウインドウ追加も。
●ミラ・クラシック
95年にデビューしたヴィヴィオ・ビストロを追いかけ、4代目ミラのモデル末期(97年)に追加されたレトロ仕様のクラシックはメッキ外装パーツやチェック柄のシート、木目調パネルでアンティークな雰囲気が演出された。
●マーチ・ポルカ
音楽用語から命名されたタンゴ、ボレロ、ルンバに続いて2000年にオーテックジャパンの特装モデルとしてリリースされたのがポルカだ。レトロ・テイストの外観と赤いタータンチェック柄のシートがウリに掲げられた。
●ラパンLC
22年に追加されたLCには専用グリルやメッキ外装パーツが採用され、部分的にチェック柄に仕立てられたブラウン基調の合皮コンビシートが備わっている。