日本からは撤退するけれど、北米でカムリが生まれ変わった

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年末をもって国内向けの生産が終わり、日本市場から撤退するカムリ。一方、海外では一定の需要があり、北米でモデルチェンジ版が発表された。
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今回の世代交代を機にカムリはHEV専用車に切り替わって純エンジン車がドロップ。そのHEVには最新のコンポーネンツが起用されており、2.5L直4エンジンとのセットでFFモデルは225hp、E-Four(4WD)モデルは232hpのシステム出力を誇る。新世代ユニットの搭載に合わせてエクステリアにはBEYOND ZEROの新しいバッジが装着されている。
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フロントマスクはクラウンやプリウス同様、ハンマーヘッドをモチーフにデザインされていて薄型LEDヘッドランプが組み込まれている。ホイールは18インチまたは19インチ。
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それにしてもサイドビューはモデルチェンジ前と似ており、ドアハンドルの高さを貫くプレスラインや前後ドアを斜めに駆け上がるキャラクターラインは酷似している。もしかしてドアパネルは流用品なのか。マガジンXで擬装されたテストカーをスクープした際にビッグマイナーチェンジと分析&予想したが、その要因はここにあったのかもしれない。(下に並べた2台のうち、青いクルマがモデルチェンジ前、グレーのクルマがモデルチェンジ後)
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インパネは曲線による大胆な造形から一転、落ち着きのあるオーソドックスなデザインに変わった。メーターパネルは全面液晶タイプに進化し、グレードに応じて7インチまたは12.3インチに設計。上級グレードには10インチのヘッドアップ・ディスプレイも備わる。
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インフォテイメント画面にも8インチと12.3インチの2種類が用意されている。Apple CarPlayとAndroid Autoに対応しており、USB端子(タイプAおよびタイプC)も装備。さらに車内Wi-Fiも用意されていて最大5つのデバイスが同時接続できる。また「ヘイ、トヨタ」の呼びかけで起動する音声認識機能を使えばオーディオや空調が音声コマンドで操作可能だ。OTA(オーバーtheエア)にも対応。
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ブラインドスポット警告、車線逸脱警報&車線維持支援、自動ハイビーム、前向き駐車が当たり前の北米で重宝するリアクロストラフィック警告に加え、渋滞時運転支援、フロントクロストラフィック警告、レーンチェンジアシスト、パノラミックビューモニター、パーキングアシストなどの装備も選べる。
この新型カムリは24年春に北米で売り出される。

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