斉藤国交大臣、知床観光船事故で「条件付き出航ありえない!!」
4月28日の閣議後斉藤国交大臣会見要旨。
緊急対策に基づき予備費を活用する。タクシー燃料補助28億円、子育て世帯の省エネ住宅購入支援300億円。コロナ感染症危機、原油価格高騰危機への観光振興費90億円、生活困窮者支援2.4億円。総額420億円。
知床遊覧船事故対策検討委員会を設置する。
行方不明の26人のうち11人は見つかった。ご家族に寄り添っていく。安全対策の検討をし、徹底的に対策を練り、二度とこうした事故を起こさないようにする。9日の週に第一回の会期を行う。
線状降水帯を予測できるようにすることが喫緊の課題。6月1日から気象庁が大まかな予測を半日前から発表する。さらなる予測精度向上へ。令和11年には市町村単位の予測ができるようにする。
質疑応答。
Q 知床遊覧船事故について。
A 記者会見を報道で見た。納得できる説明ではなかった。丁寧、誠意ある説明を求めていく。当事者意識、責任感の欠如。色んな場面に現れている。
Q 条件付き出航はあるのか?
A 数字を明記した安全管理規定がある。条件付きはあり得ない。
Q 事業者の監視について。
A 全国の運輸局に事業者に25日、緊急安全点検を行った。
Q IRについて。
A 27日付けで大阪府と長崎県から申請があった。中長期的視点から取り組むべき課題。期限切らず慎重に検討する。自治体のはついにより行われるもの。審査が内容をしっかり審査したい。
Q近鉄樫原線の特急の25日に視覚障害者が踏切事故に遭った。
点字ブロックの欠損と事故との関連性はまだだが、道路管理者の責任。視覚障害者団体から話をもらった。
Q 統計不正について。
A 捜査状況を踏まえ、可能な限り早く取りまとめたい。
取材・文・写真/神領 貢(マガジンX編集長)