速報!ホンダとクルーズ、「クルーズオリジン」使った自動運転タクシーサービスを東京都心で2026年初頭から開始。当初500台規模。
会見に参加していました。技術的、行政的、政治的、業界的課題はありますが、未来の「移動の自由」をどんどん広げて欲しいものです。
https://global.honda/jp/news/2023/c231019a.html?from=latest_area
質疑応答の要旨。
Q 今後の地域拡大はあるのか。
Aまずは難しいところから.順次拡大したい。
Q新会社について
A合弁会社のロケーションは決めていない。交通事業者と連携したい。運転手不足に貢献したい。
初期投資を回収して十分収益性はある。
Q日本の法規制対応について。
Aレベル4は公道走行許可された。最終的には型式認可を取りたい。
Q3社の役割について
Aホンダが上屋を、プラットフォームはGM、自動運転部分はクルーズ。競争力あるクルマになっている。日本市場には非常に大きな魅力がある。JVは自然な流れ。
Q東京都都心部では初めてか?
Aまずは一番難しいところから始める。オリジンの下のサイズにロボタクシーがある。
Q安全性の調査を米国当局が始めた。
A「NHTSA」の調査に協力する。安全性が最優先。800万マイル走行した。
Qサービス内容について
A色んな可能性があると思う。ビジネスに合わせたサービス。まずはベースとしてスタートしたい。
Q HDマップなど高精度地図について。
A 近い将来マッピングマップを生成はじめる。安価になってきている。ボトルネックになるとは思わない。
Qユースケースについて。日本はライドへリング自体が認められていない。
A 当局に安全性を理解してもらうのが重要。社会にとって大きなプラスの影響がある。クルーズオリジンは人だけでなくモノを運ぶことを考慮して設計されている。ビジネスチャンスはある。
Q左側通行の知見はない。
A シミュレーション上で評価できる。ちゃんとした「ゼロ コリジョン」を目指す。
Qアメリカでは15の都市でやっている。短期間で事業化できる。
取材・文・写真/神領 貢(マガジンX編集長)