ニスモは専用チューンによって性能スペックが405ps/475Nmから420ps/520Nmに上昇し、ATは変速レスポンスと耐久性の向上で俊敏なシフトチェンジを実現。また、ステアリングとボディはねじり剛性が高められている。ブレーキにも専用品を採用。
外観ではフロントグリル、前後バンパー、フェンダーモール、サイドシルプロテクター(サイドスカート)、リアスポイラーが専用パーツとして備わっている。足元にはブラック塗装された19インチ鍛造ホイールが与えられて軽量化を実現。内装にはレカロシートが装備されている。
マガジンX最新号で独占スクープしたように、当面の間ニスモの販売はフェアレディZ注文済みのユーザーに限られる。日産は「生産台数に限りがあるため振替希望者が多数となった場合は抽選とさせていただきます。納期長期化の解消目途が立ち次第、新規のご注文受付を検討してまいります」と説明している。
なお、ニスモ追加と同時に全グレードにAmazon Alexaが搭載され、新ボディカラーとして「432オレンジ」を設定。また、バージョンTおよびSTにはブルー内装が加わった。
純正アクセサリーパッケージとして「カスタマイズド・エディション」が用意されたのも要チェックだ。エンブレム入りフロントバンパー、グリル、カーボン製リアスポイラーで構成されたエントリーパッケージと、専用19インチホイールやフードデカール、ボディ側面ステッカーも含まれるフルパッケージの2種類から選べる。