スバルがMT車にもEyeSight搭載へ

スポンサーリンク

スバルは今秋に発表を予定しているBRZの改良モデルにMT車向けEyeSightを初搭載する。
17_ex_タイトル16_ex_アイサイトロゴ

11_プリクラッシュイメージすでにAT車に採用されているEyeSightと同じく、衝突被害軽減ブレーキと追従機能付きクルーズコントロールが大きな柱の2本に据えられる。ただし、AT車と違って誤発進抑制制御と後退時ブレーキアシストは含まれない(後方ソナー警報付きクリアランスソナーは装備)。
MT車はエンストしてしまう可能性もあるが、その場合でも車速ゼロまで衝突被害軽減ブレーキは作動し、停止後3秒間はブレーキ圧が保持される。
7_機能一覧

15_ACC追従イメージクルーズコントロールは車速30km/h以上でセット可能で、25km/hを下回るとキャンセルされる。25km/hとは6速でもエンストしない下限の車速だ。開発陣によると、MTならではの走りをスポイルしないよう調整してストレスフリーな乗り味を実現しているというから楽しみだ。

クルマのキャラクターを加味すると、ユーザーがサーキット走行する可能性もあるが、スバルとしては状況に応じてEyeSightを任意でOFFにするよう呼びかける模様(エンジン再始動後は自動的にONに戻る)。

BRZのトランスミッション別の販売比率はMT:ATが6:4とのことなので、MT車にも搭載されれば、同社がめざす「2030年死亡交通事故ゼロ」に一歩近づくことだろう。
3_事故ゼロ

スポンサーリンク