web限定SCOOP!今秋ビッグチェンジするタント、7月22日にティーザー開始

スポンサーリンク

新車の納期が伸びているため、最近は発売より随分と前にニューモデルが公開される傾向が強まっている。来たる7月15日にはエンジン横置きに変わる新型クラウンが、7月21日にはシビックの最高峰モデルであるタイプRがアンベールされる予定だ。
そしてマガジンXが調べたところ、10月に大規模な手直しが施されるタントも7月22日からティーザーサイトで公開されることが判明した。そこで、ティーザーサイト公開に先がけてスクープ班が入手した情報をお伝えする。

DSCN1393デビュー後にマガジンXで指摘したように、華やかさが足りなくてアピール力に乏しいカスタム系(写真)は外観デザインの魅力が強化される。スタイル・セレクションで補われたメッキパーツを凌駕するインパクトが与えられるだろう。
もうひとつの大きなトピックは、アクティブなアウトドア派をターゲットにした派生モデルの投入だ。その名もファンクロスFUNCROSS)。言うまでもなく、これはスペーシア・ギアをライバル視したモデルで、ルーフレールが装備されるなどSUV風のテイストが作り出される。内装ではラゲッジルームに防水加工が施され、荷物を固定する際に重宝するフック、電源USBソケット、照明など荷室の使い勝手を高めるアイテムが備わる。右側電動スライドドアも標準装備される。タント全体の中でファンクロスは13%、同ターボは8%の販売構成比が見込まれている。

既存グレードの装備内容も変わるので、併せて見ておこう。
DSC_4435ターボエンジン搭載のカスタムRS、NAモデルのカスタムX、標準車のXターボとXグレードには共通してホールド機能付き電動パーキングブレーキ(ターボ車は装備済み)、アームレストBOX、リアシート前倒し時にフラットな床面を作り出すラゲッジボードが追加装備される。また、後席スライドがラゲッジ側からも行えるようレバーが追加される点も見逃せない。
一方、ウリでもあった運転席ロングスライド機構は標準装備からオプションに変更される。ライバル車で標準化が進むアダプティブ・クルーズコントロール&レーンキープ・コントロールがオプションに変わるとの未確認情報もある。

エントリーモデルのLグレードには後席スライド機構、オートエアコン、キーフリーシステム&プッシュ式スタートが追加されて装備内容の底上げが図られる(逆にスライドドア内蔵の巻き取り式サンシェードは廃止)。なお、スマートアシスト非装着車は今回のマイナーチェンジで姿を消す。

DSCN1399現在ラインナップされているボディカラーのうち、標準車のマスタードイエローマイカMとツートーン3パターン、カスタムのブラックマイカM×レーザーブルークリスタルシャイン(ツートーン)は廃止される。また、ブライトシルバーMとプラムブラウンクリスタルマイカは標準車専用に変わってカスタム系への設定を抹消。

冒頭で触れたように、新型タントのティーザーサイトは7月22日から公開される。大空間ワゴンの先駆車だったはずなのに、いつの間にかN-BOXに王座を明け渡してしまい、スペーシアにさえ追い越された感もあるタント。はたして両車に追いつくことができるのか、手直しの出来栄えに期待したいね。

スポンサーリンク