当サイトでオフライン・セレモニーの様子を紹介したように、日産と三菱が軽EVを5月20日に発表した。どちらも具体的な発売日は発表されておらず、「夏に発売」との表現にとどまっている。
そんな中、日産サクラの純正アクセサリーにおいても一部の商品が中国上海のロックダウンの影響を受けて供給が遅れることがわかった。
ひとつはフロアカーペットだ。サクラにはフロア形状に合わせて成形された3Dタイプが2種類ラインナップされているが、どちらも8月1日まで調達できないという。そのため、初期受注ではスタンダードなフロアカーペット(もっとも安いタイプ)が販売される。これに伴って各ディーラーが独自に決めている付属品の内容も変わる可能性が高い。
9インチ画面のナビおよびディスプレイ型オーディオの供給もストップしている。こちらは上海のロックダウンが解除された後に供給が始まる見通しだ。それまでは7インチのディスプレイ型オーディオもしくはメーカーオプションナビでの対応となる。
発表前にマガジンXでスクープしたように、サクラには充電ケーブルが装備されておらず、別途オプションで選ぶ必要がある(三菱eKクロスEVは標準装備で、1万9800円のレスオプションあり)。メーカーオプションとして7.5mの200V用が5万5000円で用意されている。これ以外のタイプ(15m200V用、3m200V用、7.5m100V用)は純正アクセサリー扱いだが、これらも上海のロックダウン解除まで用意できない模様で、それまではメーカーオプションのタイプ一択となる。