ツーリングカーとしての実力感じた新型「ノート・オーラ」

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日産が新型ノートに続き、ワイドボディの「ノート・オーラ」を発売した。コンパクトクラスに上質感を持ち込んで、立ち上がりの販売は順調に推移している。直近のデータである今年2月の登録車新車販売台数では、ノート&オーラが9788台、前年同期比25%増で堂々の5位を占めた(自販連調べ)。ベスト4までがトヨタ車であることを考えると、健闘していると言って良いだろう。詳細は本誌2021年12月号p56-57に詳しい。

記者も2月最終の週末に関東近郊にドライブに出掛けた。高速はドライ、目的地周辺では雪が残り、一部凍結もしていたが、電動モーターを前後に据えた4輪駆動車は安定した走りを見せてくれた。回生を伴うフットブレーキは踏み込みを緩めると自然に減速する。慣れるとコーナリングでもスムーズな旋回が可能だ。室内はノートに比べて上質感が増しており、しっかりホールドしてくれるシートとも相まって、片道3時間ほどのロングドライブでも疲れを感じることはなかった。ノートに比べて静粛性も向上している。競合車と比較検討したい1台と言えそうだ。

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某サービスエリアにて。小さいながらも走りの満足度は高い。日産によると、「輸入車から乗り換えるユーザーが多い」とか。扱いやすくて上質なしつらえが好評だそうだ。日産ディーラーも活気付いているという。

取材・文/神領貢(本誌編集長)

写真/神領貢・石田健治(本誌副編集長)

 

 

 

 

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