スズキがインドでジムニー(日本名ジムニーシエラ)の生産を始めた。
現地のマルチ・スズキで生産されるクルマは国内仕様と同じ1.5Lエンジン搭載車で、中南米や中東、アフリカなどに輸出される(インド国内では販売されず)。スズキ広報部によると「同じ国に日本生産車とインド生産車が輸出されることはない」とのことなので、順次切り替わっていくようだ。
周知のとおり、ジムニーはバックオーダーを抱えていて納期が伸びているため、インドでも組み立てることで生産体制を強化して納期の短縮化を図る狙いだ。「車種ごとの生産計画は公表していない」(スズキ広報部)ため、具体的な生産台数は不明だ。