レガシィアウトバックの一部改良が行われた(発売は10月2日)。
改良とはいえ変更されたのはカタログ燃費の表記だけで、新たにWLTCモードでの審査値が追記された。その値は12.6km/Lで、シーン別では市街地モードが8.6km/L、郊外モードが13.3km/L、高速道路モードが15.1km/Lだ。
ちなみに北米では19年秋から7代目が販売されていて国内導入を待ち望んでいる人も多いはず。当初は北米向けと同じタイミングで刷新されるとの見方が強かったが、その後1年ズレて20年秋にモデルチェンジされるのではないか?との情報もあった。しかし今回、国内でWLTCモード表記への対応が図られたということは少なくとも1年先まで世代交代はないのではないか?とマガジンXでは にらんでいる。
マガジンX 9月号で取り上げているように、継続生産車は9月1日までにWLTCモード表記(正確には排ガス測定)に対応することが求められていたが、新型コロナウイルスの影響で特例としてその期限が4カ月先送りされた。この夏、一部改良が立て続けに行われるのは、これに対応するためだ。
なお、アウトバックは対応が図られて延命されたものの、セダンのB4は対応が見送られて廃止された。