日産が5月28日に行った決算会見の場で、23年度までの構造改革プラン「NISSAN-NEXT」を発表したことは当サイトでお伝えしたとおりだ(概略はこちら)。
会見の最後には今後デビューするクルマ12車種のシルエットと頭文字が映し出された。「AtoZ」と称して電気自動車のアリアに始まり、アルマーダ、フロンティア、キックス、ナバラ、ノート、パスファインダー、キャシュカイ、ローグ、テラ、Zを順に告知。じつは「M」で始まるコンパクトSUVらしきクルマも含まれていたが、これは現存しない新ブランドのようだ。なお、これらにはマイナーチェンジも含まれている。
これらのうち、国内には昨日デビューしたキックスを含めて5つが投入されるのではないか?とマガジンXでは予想している。次に国内デビューするのは過去に本誌でナマ写真を独占スクープした次期ノートだ。新型コロナウイルスの影響で多少遅れが生じる可能性はあるが、年内に発表されるだろう。
明日(6月26日)発売のマガジンX 8月号(紙版と電子版をご用意してます)ではもっとも注目される次期フェアレディZの姿を再現し、現行モデルより性能アップを遂げるパワートレインについても報じている。欧州専売の次期キャシュカイを捕らえることにも成功した。前出の12モデルを元に、しばらく続きそうな日産の北米偏重の商品投入プランも改めて分析しているので、是非ご覧ください。