スズキの今年度第3四半期業績 減収減益でも インド市場底打ちの兆し きめ細かく販売網広げる

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スズキの今年度第3四半期業績 減収減益でも
インド市場底打ちの兆し
きめ細かく販売網広げる

スズキの第3四半期累計業績は売上高2兆6261億円、前年同期比7.5%減、営業利益1704億円、同33.6%減だった。期中の四輪車世界販売台数は216万台で32万台の大幅減少となった。インド、日本、パキスタンなどで減少した。

為替ではユーロ、インドルピー、パキスタンルピーなどで差損が大きかった。

通期の見通しは前回発表から据え置かれた。通期売上高3兆5000億円、前年同期比9.6%減、営業利益2000億円、同38.3%減。
質疑応答。
Q インド経済について。
A 考慮しなければならないのが金融関係。環境規制は加速している。登録手数料上げや保険料増加などがあった一方、法人税減税実施により先取り値下げをできた。状況をしっかり見ていく。所得税減税も見えるが、政府頼りではなく需要を掘り起こしていきたい。きめ細かく販売網を広げる取り組みを行っている。祝祭シーズン需要は前年を超えた。
Q 新型コロナウイルスの影響について。
A中国のサプライヤーは10社程度。生産再開については、しっかり見ていく。一部代替生産を検討しているものもある。
中国本土で生産しているのは二輪車だけ。直接的な影響は大きくないが、サプライチェーンのチェックをしっかりやっておかねばならない。
Q 国内生産の見通しは?
A 完成検査の習熟が進んでいる。検査ラインが効率よく流れるようになってきた。生産能力を上回る検査能力を3月末までには正常化したい。少なくとも今期に比べてプラスに持っていきたい。
グジャラートの第3ラインは予定通り稼働に持っていきたい。
Q タイとフィリピンについて。五カ年計画は未達に終わりそうだ。
A タイは厳しい状態が続いている。前年同期比82%で推移している。フィリピンは好調。市場は伸びていくだろう。前年同期比129%。シェアも6%に拡大。まだまだ伸び代はある。インドネシアは少し苦戦している。
最終年度にあたる今期は営業利益率7%を5年間平均では達成できそう。なかなか目標通りにはいかない。しっかり先を見通さなけらばならない。新年度の早い段階でまとめて公表したい。課題解決の施策も盛り込む。
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