赤羽国交大臣、就任90日で「防災意識向上と地域の防災体制を強化していかねばならない」

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赤羽国交大臣は12月10日に行われた閣議後定例会見で大臣就任後90日の所感について述べた。以下はコメントと質疑応答の要旨。

就任後90日。台風19号が襲来していた。被害に遭われた皆様に改めてお見舞いを申し上げます。自宅には2日間しか戻っていない。延べ21都府県に行った。ハード対策のみならずソフトも。防災意識向上と地域の防災体制を強化していかねばならない。
一部損壊の中に準半壊を設けて災害救助法の適用対象とした。現場のニーズに合った形で不断に見直していかねばならない。
倶知安で観光大臣会合を行った。議長として対応した。観光政策は大事。オーバーツーリズムの問題も共有できた。
首里城火災の後、沖縄に飛んだ。観光地としての可能性を感じた。
Q 自動車事故に関して。
A あいの会、自賠制度を考える会の人たちと面会した。自動走行の開発とともに安全運転意識を高めていかねばならない。検討会立ち上げも実現させたい。
洋上風力発電も大きく前に進むのではないか。強く期待できる内容。法律の目的を達するようにやっていきたい。来年はオリパラがある。共生社会、バリアフリーの社会を築いていきたい。
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Q 官房長官の世界レベル50棟を作る発言について。
A ゴールデンコースだけではなく眠っている地方の観光資源開発が欠かせない。地方に行くと泊まれるホテルが少ない。世界に通用する有名なホテルが増設されるような環境を整えなければならない。観光地の磨き上げが大事。50に近い案件も承知している。大事な環境整備。財投を利用しながら。

Q 外資のために財投をあてることについて。
A 既存の施設についてもバリアフリー化を進める。既存の施設にも来年度予算で補助金の要求をしている。インバウンド6000万人となると、全然違う世界が待っている。

Q リニア新幹線について。三者協議の枠組みが進んでいない。2027年開業が危うい。

A 昨日、勉強会を開催した。事業主体が地域とコミュニケーションしなければならない。リスクコミュニケーションが大切。早期開業と水資源管理を並行してやらねばならない。JR東海が汗をかかねばならない。地元の皆さんに丁寧に説明し理解を得るのは当たり前のことだ。先例にノウハウがあると思う。意見交換して欲しい。

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