「Special Olympics Day」で盛り上がる!!

2月10日　アリーナ立川立飛(東京都立川市)

2月10日、バスケットＢリーグ「アルバルク東京」のホームであるアリーナ立川立飛で、公式試合とのジョイントにより「スペシャルオリンピックスデー」が実施された。名称は「Bリーグアルバルク東京×スペシャルオリンピックス日本」。今年は4年に1度のスペシャルオリンピックス夏季世界大会開催年だ。

スペシャルオリンピックスと言っても馴染みがない方も多いと思う。知的障害を持つ人たちが普段からスポーツに参加することで、社会との関わりを促し健常者、障害者の境目なく世界の人々と積極的に交流していくことを目指している。世界大会はその最高の舞台と言える大会で、今夏、日本から105名がアラブ首長国連邦のアブダビに遠征する。

当日はユニファイドスポーツバスケットのデモンストレーションマッチも実施された。ユニファイドスポーツでは、知的障害のある人をアスリート、知的障害のない人をパートナーと呼ぶ。両者混成でチームを作りお互いに相手の個性を理解し合い支え合う関係を築いていくスペシャルオリンピックスの取り組みのひとつだ。アルバルク東京vs志賀レイクスターズによるBリーグの試合のハーフタイムには日本選手団の壮行会も行われ、満員の観客から大きな声援と満場の拍手が送られた。

ユニファイドスポーツについて、スペシャルオリンピックス日本の有森裕子理事長は「継続して取り組むことが大切だと思っています。ぜひ皆様にご関心を持っていただければと思います！」と話した。皆んなで応援しよう!!

取材・文・写真/神領　貢(マガジンX編集長)