独走スクープ第5弾!スバル開発幹部の誤解。

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独走スクープ第5弾!スバル開発幹部の誤解。

スバルの開発幹部は、モービルアイの採用によりJNCAPで勝てるとうそぶいている。確かにモービルアイを採用している他社と互角では戦えるだろう。たが、それは首位グループにいられるだけで–あって、決して他社を凌駕できるものではない。スバルが目指してきたのは、オンリーワンのナンバーワンではなかったのか?

レースでも同じ方式のエンジンを供給されているとして、やっぱりプライベーターがファクトリーメーカーに敵わないのはなぜか?
答は簡単ですよね。同じ型式でも優劣はありますからね。その優劣は数値だけでは測れない部分もあります。本当に秘中の秘を明かす相手はやはり信頼関係で結ばれた相手だけですよね。会社も人間も。
だが、吉永社長以下、スバルの経営陣や開発幹部がこんな簡単なことを分かっていないはずはない。やはり自動運転の分野では2020年代前半まで時間を稼いで、その後は、トヨタグループとしての道を歩む気ではないのか。

そう考えれば、モービルアイの吊るしのシステムを買ってきて、それに反発するエンジニアには辞めてもらって、聞き分けの良いプロパーと中途採用者で固める。こうした判断をしてもおかしくない。幹部の真意に迫らなければならない。

写真は完成検査不正会見時の吉永社長です。

取材 文/神領 貢 マガジンX編集長

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