SUBARU 「アイサイト」を大幅進化、新機能「ツーリングアシスト」搭載で自動運転アシスト実現

スポンサーリンク
2017_0619_2-1

SUBARUは、運転支援システム「アイサイト」を大幅進化させる。新機能として、高速道路の渋滞時を含む全車速域でアクセル・ブレーキ・ステアリング操作を自動制御して、運転負荷を大幅に軽減する「ツーリングアシスト」を搭載。

この大幅進化した「アイサイト」は、本年夏発表予定の新型「レヴォーグ」、「WRX S4」全車に標準装備予定。「アイサイト」はSUBARUが2008年に発表した、ステレオカメラによる前方状況認識と高度な制御で安全運転を支援する、SUBARU独自のシステム。

ステレオカメラは常に車両の前方を監視し、人の“目”と同じように距離を測ることが可能。さらにクルマや歩行者、区画線などを識別できるほか、広い視野角と視認距離、カラー画像によるブレーキランプの認識など、高い認識性能を誇ります。そして、“目”から得た情報と走行状況をもとに、“頭脳”にあたるソフトウェアが必要な制御を判断し、状況に合わせてクルマの各ユニットを“手足”のように適切に制御。また、ステレオカメラのポテンシャルをベースにさまざまなセンサーを組み合わせており、あらゆるシーンでより高度な運転支援を実現。

新機能「ツーリングアシスト」は、「アイサイト」の「車線中央維持」の作動領域を従来の「60km/h以上」から「0km/h以上」へと拡大するとともに、「先行車追従操舵」を追加し、「全車速域追従機能付クルーズコントロール」と組み合わせることで、高速道路でのアクセル、ブレーキ、ステアリング操作を自動制御して、ドライバーをアシスト。

SUBARU独自のステレオカメラによる区画線と先行車の2つの認識情報を併用することで、リアルワールドの幅広いシーンで安定した動作を実現。運転負荷を大幅に軽減。

また、新型「レヴォーグ」、「WRX S4」はSUBARU国内仕様初となる「後退時自動ブレーキシステム」の採用や、ドライバーの認識範囲を拡げさらなる安心をプラスする「アイサイトセイフティプラス」を設定することで、総合安全性能にさらに磨きをかけた商品に仕上げているという。

精度の高いアイサイトにステアリング制御が加わったということは、高速道路での自動運転アシストが可能になるということ。どんな仕上がりになっているのか早く試してみたい。

スポンサーリンク