ダイハツ・タント、JNCAP先進安全車「ASV++」を獲得

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20170314-2 予防安全性能評価ASV++マーク2016

ダイハツが2016年11月30日に発売した、「スマートアシストⅢ」を搭載する軽乗用車「タント」と軽福祉車「タント スローパー」「タント ウェルカムシート」が、国土交通省とNASVA自動車事故対策機構が実施する2016 年度JNCAP予防安全性能アセスメントにおいて、ダイハツとしては初めて最高評価である「ASV++」を獲得した。

この予防安全性能アセスメントは、安全な車社会へのニーズの高まりに対応するため、2014年度より開始された。評価は従来の「被害軽減ブレーキ(AEBS)【対車両】」「車線はみ出し警報(LDWS)」「後方視界情報(バックモニター等)」に加え、2106年より「被害軽減ブレーキ(AEBS)【対歩行者】」が追加され、全部で4つの装置についての試験となる。

評価点は71点が満点となっており、各評価の合計点が2点超の場合に先進安全車「ASV」、12点超の場合は先進安全車「ASV+」、さらに46点超の場合は「ASV++」に認定される。ダイハツの軽乗用車では「スマートアシストⅡ」を搭載している軽乗用車「ムーヴ」「キャスト」が2015年度評価で「ASV+」の認定を受けており、今回の2016年度評価における「ASV++」はタントが初めての認定となる。

ちなみにASV++を獲得したタントの希望小売価格は128万5200円~となっている。比較的安価な軽自動車でも高い安全性は当然ながら重要。これからも高い安全評価を得られるクルマ作りを進めて欲しい。

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