日産、働き方改革「Happy 8」を加速しより働きやすい環境づくりへ

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日産は、毎月最終金曜日を15時退社とする“Happy Friday”を導入し、今月最終金曜日(2月24日)から実施する。 この取り組みによって、従業員の健康、仕事、私生活のさらなる充実を図っていきたいそうだ。

日産は、1999年のアライアンス締結以降、ダイバーシティを積極的に推進してきた。グローバルなビジネス環境の中で、多様な従業員がいきいきと働くことができるよう、グローバルに通用する形で、いち早く「働き方改革」に取り組んできた。

この改革を更に推進していくため、2015年には、働き方改革「Happy8」をスタートさせた。これは全従業員が一日8時間の業務時間を意識することで、個人と組織の生産性を上げ、結果、仕事も生活も充実させようという、働き方改革の取り組みだという。

“Happy Friday”導入は、その一環として実施するもの。

時短や働き方の改革は大いに結構だが、ただ単に導入するだけでは働く側に逆に負担が増える可能性も考えられる。8時間内にこなせる適切な仕事量や内容を管理者がしっかりと把握し、無理なく働けてちゃんと収入が得られるような環境作りをしっかりと推進してほしいものだ。

日産自動車の「働き方改革」

  • 年休取得促進:一人平均年休取得は18日以上、過去15年で約4割増加。日本企業の中でトップレベル。
  • スーパーフレックス制度:1994年度より、他社に先駆けていち早くコアタイムなしの制度を導入。
  • 在宅勤務制度:2006年度から導入。現在は、目的を問わず 生産工程を除く全従業員が利用可能。2015年度には約4,000人が利用。来年度は6,000人の利用を目標に取り組む。
  • ファミリーサポート休暇制度:2008年より導入。育児や介護等を目的とした休暇制度で、2015年度は約1,700人が利用。
  • 社内託児所:2005年に神奈川県厚木市の日産テクニカルセンターでの開設を皮切りに、事業所内託児所を設置。現在は、3か所でのべ500人が利用。また2017年には初の生産工場託児所として、追浜工場(神奈川県横須賀市)に開設予定。

 

 

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