26日15時に圏央道北側全通 ! ナンバリング標識を初設置 2020年までに全国の高速道路に設置へ

スポンサーリンク
IMG_1316 IMG_1317 IMG_1318 IMG_1319 IMG_1320 IMG_1321

圏央道の北側がついに全通する。境古河IC-つくば中央IC間28.5kmがいよいよ今月26日15時に開通することが決定した。
これにより埼玉県側、茨城県側から成田空港まで、都心を経由せずに高速道路でいくことができるようになる。逆に千葉県、茨城県側から東北道、関越道、中央道、東名高速道路に圏央道を経由していくことができ、地域間の移動の利便性が飛躍的に向上する見込みだ。
そしてもうひとつのエポック。圏央道北側全通にともなって、我が国で初めてナンバリング標識が設置される。ナンバリングについては、マガジンXで問題点を指摘してきた結果、国は「コストのかからない分かりやすい標識とした」【国交省道路局企画課】と、当初の考えから方向転換した経緯があるのは皆様ご承知の通りだ。標識設置にあたっては、看板掛け換えのほか、ステッカー貼りなど実情に応じてコスパの高い方法を使い分けていく考え。
国は2020年開催予定の東京オリンピック パラリンピックまでに、「高速道路本線上の標識にナンバリングを導入したい」としているほか、一般道から高速道路に入る誘導案内でも、「オリンピックパラリンピック会場周辺やインバウンドのレンタカー利用が多いと予想される地域を優先してナンバリング標識を設置したい」【同】意向。また、今回、高速道路内の標識や誘導案内なども省令で統一、英語併記も進めていく。せっかく導入したナンバリング標識。うまく活用したいものだ。

取材 文/神領 貢 マガジンX編集長

スポンサーリンク