メルセデスベンツ日本 CASE推進し 2017年7万台超の販売計画! 販売店サービス強化に力こぶ

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IMG_1116 IMG_1117メルセデスベンツ日本
2017年7万台超の販売計画!
販売店サービス強化に力こぶ

メルセデスベンツ日本の上野金太郎社長。
グローバルで初めて200万台を超えた。6年連続で過去最高を更新。プレミアムブランド首位。

日本も6.7万台を販売した。4年連続で過去最高。世界で5番目のマーケット地位。SUVが全体の2割を超えた。販売増をけん引。

smartは年間4500台を販売。前年比3.5倍を販売した。保有台数68万台。アフターセールスも伸びた。前年比9%増。
2016年は日本法人設立30周年。ダイムラー設立130周年。好調にあぐらをかくことなくやっていく。

CASE を推進していく。
コネクティビティ
クルマの中に健康を取り入れる。ドライバーの心身の状態を把握し、車内でリラックスできる環境を提供する。応答がない場合は自動でクルマを停める。
オートノマス
自動運転では、AIの活用により、人の判断を介さず最適な判断をする。ソフト、ハードともにかなり高いところに来ている。2020年から2025年に自動運転が爆発的に普及すると考える。
シェアード
カーシェアを推進すると、クルマの販売が落ちるのではないかと聞かれるが、常にクルマに興味を持っていただくことが大切。
エレクトリック
電動車両を多数投入していく。非接触型の充電システム開発や航続距離500kmを目指す。

今年から順次、CASEに沿った技術を導入する。

2017年は昨年の数字を超えること。7万台はかなり高い水準。安定して7万台を販売できる態勢を販売店とともにやっていく。販売店30拠点の改装、移転を行う。
「ベストカスタマーエクスペリエンス」のもと、今年も5車種以上を投入。GLCクーペ、Eクラスファミリーも強化する。
smartのポテンシャルはまだまだある。年央にsmart専売拠点を京都に作る。
プロダクトエキスパートはお客様対応のエキスパート。開始から一年経過。質と量の強化を図る。
サービス強化も不可欠。3年間のメルセデスケアに加えて、以後のケアプログラムも有償で用意する。長期に渡る付き合いができるようサービスプログラムを改定充実させていく。サービス期間も最新モデルの代車に乗っていただけるよう全拠点に配車を完了した。
利便性や満足度の向上に努めていきたい。
CSR活動について。
25年にわたり、「アートスコープ」として若手の芸術家の相互派遣を延べ30名行なった。

質疑応答。
2016年に比べて2017年は大変ではないか?
年内に5車種以上入れる。成長は続けられる。DE搭載のSUV系が好調。大変だが、昨年超えは可能。メルセデスと接点のなかったお客様とのアプローチを行なっている。代替えに加えて新しいお客様を取っていきたい。

通常の「カーツーゴー」については、駐車場に入れるカーシェアには限界がある。世界30都市で「スマートシティ」を展開している。京都市とも協議している。
昨年34万台超に対して今年の全需の見通し
smartは若いブランド。気にはなるけど、台数を安定していきたい。保有68万台で、ちゃんとサービスしていく。台数が極端に落ちると販売店経営が苦しくなる。

年末に流通在庫が増えた。値引きも増えている。プレミアム性が薄れているのではないか。
クルマの商売ですから時期的にはある。クルマに限らない。在庫を補助金を付けて出すことはあることかなぁ。全世界的にも馬鹿げた値引きはやっていない。販売店はほぼほぼ黒字。許容範囲なのかなぁと思う。

プレミアム性が薄れていないか?
smartなら200万円台、Sクラス8000万円以上。180モデルで7万台。似たような車系の中で一番のプレミアム感を求めている。他車に引けを取らないプレミアム感を感じていただける。電子デバイスの普及で、クルマとしてのお買い得感は上がっているはず。
大きなマーケットに打って出ている。そこに投入できるモデルを用意している。

とても未来感のある自動運転と、自分で手なづけてねじ伏せるクルマも作りたい。安全かつドライバビリティも楽しんでいただく。人間の限界を超えるところはサポートしていく。二律背反のものを一台で解決するようなクルマづくりをしていく。とても欲張りなことを考えています。

2週間前にAMG専売拠点を東京世田谷に世界で初めてオープンさせた。
日本はAMGに人気がある。いち早くディーラーのひとつが興味をしめしてくれた。
結果的にはとても多くの違うブランドのお客様に来場いただいた。オープン直後に二桁行かなかったけれど受注いただいた。
これだけまとまってAMGを見られるところはないとの評価。常に8台以上展示されている。今後、他国でも展開されると思う。

国内での電動車両展開について。
電気自動車初めて必然になってくる。2020年くらいまでをメドにして、ここ何年間か、お国柄に適したものを検討してやっていく。いつからどういう風に売るかはまだ言えない。

会見後、上野社長と立ち話。
記者 今年は競合も多いし、首位を維持するのは大変では?
上野 そうでもないですよ。案外、一般の人たちにはメルセデスは知られていない。まだまだ新しいお客様とお付き合いできると思ってます。お手柔らかに。
記者 お手柔らかでしょ。上野さんは頑張っているし。今年もよろしくお願い申し上げます。
上野 よろしくお願い申し上げます。

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