富士重、2014年にリコール検討したが、

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IMG_1106富士重、2014年にリコール検討したが、

富士重工業の話。ストラップピンが折れても「操縦に影響はありません。これは当社の技術部門で確認しています」。

とのことでした。カタカタ音がしてもフロントストラットは、カップ全体で支えられているため、そのまま走り続けても操舵には問題ないということでした。が、やはり高速道路など退避できない場所でのトラブルに見舞われた時のことを考えると、もっと早くリコール対応すべきだったのではないかと指摘しておきました。「疑わしきはユーザーの利益に」です。

2014年当時、一度、富士重社内でリコールが検討されていたとのことでしたが、初期不良以降は不具合件数が減る傾向にあったため、「市場注視」として状況を見ることにしたそうです。その後、2年間で不具合件数報告が、それまでの比較して倍増したため、今回のリコールに踏み切ったとしました。

七万台程度残っている保有車両については、すでにリコールの案内が出されたとのことで、フロントストラットを点検の上、不具合が発見された場合は当該箇所の部品交換が行われます。

なお、過去に有償修理したお客様に対しては、記録が残っていれば、全額返金するとしました。

取材 文/神領 貢 マガジンX編集長

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