先ほど開催された自賠責保険審議会で、来年度からの新規自賠責保険保険料の改定が提案された。
12か月契約の場合、離島を除く保険料は、自家用乗用車が1万6350円から1万5520円と830円の値下げ。率にして5.1%の値下げ。
2年契約の場合、同2万7840円から2万5830円と2010円の値下げ。率にして7.2%の値下げ。
軽自動車は1万5600円から1万5130円に470円の値下げ。率にして3.0%の値下げ。2年契約の場合、2万6370円から2万5070円と1300円の値下げ。率にして4.9%の値下げとなる。
冒頭に損害保険料率算定機構の委員から
「事前に報道されたことは遺憾。情報管理の徹底に向けた取り組みを徹底する」と説明があった。関係者から漏れたことは明らかなのに責任の所在も明らかにしないことの方が「遺憾」だ。先週、金融庁の担当者2年話したことをいくらか意識したか。
同委員からは社費、つまり手間賃が赤字となっていると説明があった。この手間賃部分を収支均衡させるため、損害率に対して保険料の値下げ幅は小幅にとどまった。