ネクスコ東日本の廣瀬社長、 来年度からの4カ年計画の柱を発表

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来年度からの4カ年計画の柱を発表

1月11日から12日にかけての大雪について。
今冬最大クラスの影響により、湯沢IC、月山ICなどで積雪が2mを超えた。合計125kmの通行止め措置をとった。26年2月の首都圏豪雪の教訓を踏まえて、事前に関東支社から新潟支社に除雪車などの応援派遣をおこなった。出控えのアナウンスをおこなったこと等により大きな混乱はなかった。

老朽化更新 のためにスマートメンテナンスハイウエイとして工事を行う。29年度から4カ年計画として新しい中期経営計画を策定する。
長期計画の「グループビジョン2025年」のもとに
年度末までに発表する2020年度までの4カ年計画では、
安全安心
地域貢献
技術開発
関連事業の経営強化
グループ全体の経営強化
の5つの柱を中心に策定する。

大規模修繕、大規模更新3800KMのうち、開通後30年以上が4割にのぼる。大型車の走行台キロが増えている。

積雪関連地を通過し、年間16万トンの塩を撒いている。影響は不可避的に生じている。
平成27年度より高速道路リニューアルプロジェクトを開始した。今年、4カ所の工事を行う。利用者への影響を極力抑えたい。

今年度内に東京外環道の東名JCT側のシールドマシンの組立てが終わりシールドマシンを発進させる。大規模な地中拡幅工事を必要。最大限の注意を払いながら安全に施工する。

以下はその他の発表内容。

12月の走行台数は1日あたり284万台、前年同期比2.2%増。料金収入は672億円 同1.8%増。

ネクスコ東日本調べの速報値によると、死亡事故は46件、53人だった。事故率は0.136件/億台キロと減少傾向にある。逆走による死亡事故はなかった。
路上に人が出ていたことにより、後続車に撥ねられる痛ましい事故が多発している。

SA.PAのWi-Fiサービスがより便利になる。道路会社ごとにアカウントを取る必要がなくなる。さらに利用制限を撤廃、日本語、英語、韓国語、中国語にも対応する。3月1日から順次切り替え同月末までに完了させる。

輪厚PA上り線のスナックエリアを「ドラマチックエリア」として、19日の朝9時にリニューアルオープンする。ショッピングコーナー等のリニューアルも含めてグランドオープンは今夏の予定。

今年度と来年度で400億円程度の工事予算を見込んでいる。

2月開通の圏央道開通部分について。
26日に境古河からつくば中央間が繋がる。大変大きな効果をもたらす。成田空港へのアクセスも便利になる。選択肢が増える。人流物流の活性化が起こってくる。非常に大きな経済効果をもたらせられるのではないか。

二輪車車両区分について。
自民党の部会で新たな車種区分について、議論されていることは承知している。現段階では申し上げることはない。軽自動車と二輪車の台数は増加傾向にある。一桁台前半の割合となっている。
二輪車の事故は増えているが、全体では減っている。相対的には二輪車の事故率が上がっている。

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