北米日産は、セントラ NISMO2017年モデルをLAモーターショーにて初公開した。このクルマは、NISMOチューニングを施したモータースポーツのパフォーマンスを持つ米国向け初の主力モデル。「NISSAN GT-R NISMO」、「370Z NISMO」、「JUKE NISMO」、「JUKE NISMO RS」と並ぶ、NISMOブランドの米国向けラインアップのひとつ。
大胆なエクステリア改良に加え、機能性を重視したインテリアデザインを採用した上に、NISMO専用のサスペンションチューニングを施すなど、全面的に刷新。これにより、これまでのデイリーユースに適したセダンから高性能なマシーンへと変貌を遂げたそうだ。
新型「セントラ NISMO」の最大の特長は、同車のスポーツグレード「セントラ SR」や「セントラ SRターボ」を凌ぐ非常に力強い存在感。空力デザインでは、「安定した高速走行と究極のドライビングプレジャーを提供するため、全体的にバランスのとれたチューニングを行う」というNISMOの哲学通りに、空力抵抗値(Cd値)を犠牲にすることなくダウンフォースを増大させることでゼロリフトを目指した。この結果、従来モデルと同様のCd値0.29を維持しながら、揚力を30%低減することに成功。NISMO専用のリヤスポイラーだけでなく、デザインを刷新したリアバンパーも揚力低減に大きく貢献しているという。
厳選されたミシュランのオールシーズン対応タイヤ「215/45R18パイロットスポーツ」にNISMOの10本スポークアルミニウム合金ホール組み合わせることで、「セントラ NISMO」に力強いスタンスを与え、ハンドリング性能を向上させている。
インテリアは、サイドの強度を高めNISMOのロゴをあしらったフロントシートなど、エキサイティングなドライビングをサポートするデザイン。リヤシートにもレッドステッチ入りの専用シート素材を使用しているそうだ。
「セントラSR」2017年モデルに初搭載された新型1.6リッター直噴ターボガソリンエンジンを採用し、最高出力188馬力(5,600回転)、最大トルク177 lb-ft(1,600~5,200回転)を発揮するアルミニウム合金製DOHC16バルブ直列4気筒エンジンは、圧縮比10.5:1、連続可変バルブタイミング制御システム(CVTCS)を採用し、シリンダーボアには溶射皮膜のミラーコーティングを施している。また、可変圧縮オイルポンプと低圧縮EGRシステムを採用することで排ガスの低温化とノッキングを改善。
ちなみに、「セントラNISMO」2017年モデルは、メキシコのアグアスカリエンテス工場で、エンジンは横浜工場で生産されている。
スペック
エンジン主要諸元(北米仕様) | |
型式 | MR16DDT |
種類 | DOHC |
総排気量 | 1.6L |
最高出力 | 188 hp @ 5,600 RPM |
最大トルク | 177 lb-ft @ 1,600 – 5,200 RPM |
主要諸元 | |
全長 | 183.6インチ |
全幅(ドアミラー除く) | 69.3インチ |
全高 | 58.9インチ |
ホイールベース | 106.3インチ |