日産は、来年1月に米ラスベガスで開催されるコンシューマー・エレクトロニクス・ショー2017 (CES 2017)に初出展すると発表した。1月5日には、同社の社長兼CEOのカルロス ゴーン氏が、ウエストゲート・ラスベガスのウエストゲート・シアターで「ニッサン インテリジェント モビリティ」によって、日産がどのように将来に向けたビジョンを実現していくのか」について基調講演を行うという。
ゴーンは、「自動車業界にとって大きな変革と好機が訪れている今、当社がCESに出展できることを光栄に思っています。日産には、クルマのエネルギー、走り、社会とのつながり、などについてブレイクスルーとなる画期的な技術を開発してきた歴史があります。私はCESの会場で、将来のゼロ・エミッション、ゼロ・フェイタリティ社会の実現に向けて、現在の技術が、いかに欠かせない要素となっているかをお伝えできることを楽しみにしています。」と述た。
エレクトロニクスショーにカーメーカーが出展するという点が興味深い。クルマとエレクトロニクスがすでに垣根を越えたということだろいう。
ニッサン インテリジェント モビリティ
日産は「ニッサン インテリジェント モビリティ」を通して、クルマと人々の体験をよりワクワクするものにしていくという。
- ニッサン インテリジェント ドライビング:より安全で意のままのドライビングを可能にすることにより、ドライバーに更なる自信をもたらし、乗車しているすべての人に快適さを提供。
- ニッサン インテリジェント パワー:運転の楽しさを実現し、かつクリーンで効率のよいパワートレインが、ドライビングをもっとワクワクしたものにする。
- ニッサン インテリジェント インテグレーション:クルマがより便利になるように、さらに広く社会とコネクトすることで、新しい可能性を広げていく。