8月27日(土)、28日(日)の両日、SUPER GT第6戦鈴鹿1000kmの決勝レースが鈴鹿サーキットで行われ、立川祐路/石浦宏明組 ZENT CERUMO RC F 38号車が今季初勝利。伊藤大輔/ニック・キャシディ組 au TOM’S RC F 36号車が2位で続き、LEXUS RC Fは3年連続の1000kmレース制覇を1-2フィニッシュで飾った。
伝統のレース「鈴鹿1000km」は夏の一大レースとして長い歴史を持つ、SUPER GT最長の1000kmレース。通常の300kmレースの3倍、春の富士500kmレースの倍というロングレースは、真夏の厳しいコンディションの下で、文字通りの耐久レースとして、およそ6時間にわたる熱い戦いが繰り広げられた。
今大会はレース距離が長いだけでなく、入賞時の獲得ポイントも通常のレースよりも多く得られるため、タイトル争いにおいても重要な一戦。
今季からの変更点として、ピットインは最低5回行うことが義務づけられた。昨年までは、燃費走行での4回ピット(5スティント)とハイペースでの5回ピット(6スティント)と作戦が分かれたが、今年は全車が最低5回ピットを行わなくてはならない。
車両、ドライバーだけでなく、チームの総合力も一層問われるこの耐久レースで、LEXUS RC Fは新規定となった2014年以来2連勝を飾っており、3連勝を目指して臨んだレースで、みごとに3連勝となった。また、GT300クラスでは嵯峨宏紀/中山雄一組 TOYOTA PRIUS apr GT 31号車が2位表彰台を獲得した。
第6戦 リザルト
GT500クラス
順位 | No. | 車名 | ドライバー名 | 周回 | 所要時間/差 | グリッド | WH |
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1 | 38 | ZENT CERUMO RC F | 立川 祐路/石浦 宏明 | 173 | 5:45’34.230 | 8 | 40 |
2 | 36 | au TOM’S RC F | 伊藤 大輔/ニック・キャシディ | 173 | 1.242 | 11 | 34 |
3 | 46 | S Road CRAFTSPORTS GT-R | 本山 哲/高星 明誠 | 173 | 1’15.104 | 2 | 30 |
4 | 6 | WAKO’S 4CR RC F | 大嶋 和也/アンドレア・カルダレッリ | 173 | 1’31.514 | 10 | 50 |
5 | 19 | WedsSport ADVAN RC F | 関口 雄飛/国本 雄資 | 173 | 1’48.254 | 4 | 24 |
6 | 1 | MOTUL AUTECH GT-R | 松田 次生/ロニー・クインタレッリ | 172 | 1Lap | 12 | 100 |
7 | 100 | RAYBRIG NSX CONCEPT-GT | 山本 尚貴/伊沢 拓也 | 172 | 1Lap | 13 | 26 |
8 | 39 | DENSO KOBELCO SARD RC F | ヘイキ・コバライネン/平手 晃平 | 172 | 1Lap | 15 | 74 |
9 | 8 | ARTA NSX CONCEPT-GT | 松浦 孝亮/野尻 智紀 | 171 | 2Laps | 5 | 20 |
10 | 17 | KEIHIN NSX CONCEPT-GT | 塚越 広大/小暮 卓史 | 171 | 2Laps | 6 | 40 |
37 | KeePer TOM’S RC F | ジェームス・ロシター/平川 亮 | 92 | 81Laps | 14 | 60 |
- WHウェイトハンデ(kg)