建設機材レンタル大手のアクティオは、本日、建設現場での事故防止を狙ったバーチャルリアリティによる安全意識啓蒙のためのビデオシステムを発表した。今後、建設現場で働く人向けの安全意識を高める機会での活用を働きかけていく。
アクティオでは、「VRを使って不安全行動を体験することで、安全意識の高揚をつなげたい。高所作業のほか、今後は重機対応もやっていきたい。ベテランが減って、安全喚起、注意喚起ができなくなっている。システムをレンタルで提供する。安全大会、新人研修など教育現場で使って欲しい。当初年間50件くらい使って欲しいと考えている。事故が多いところから作っていきたい。労働災害に関連したコンテンツを増やしていきたい。建機メーカーと連携する。建設現場でニーズがあるものを、使いやすい形で提供したい。新興国など輸出については考えていないが、海外支社でニーズがあれば対応したい」などとした。