概算要求3年連続100兆円超えの憂鬱。
おとといも、国交省の概算要求の分厚い冊子をもらってきました。役所は基本的にお金を使って何かやらないと自分たちの存在理由がなくなります。本省に請願に来るのが地方の役人ばかりであるのを待合ロビーで見ていると、誰が誰のためにお金を集め、使っているのか、モヤモヤしてきます。
インフラが欲しいのは地方の生活者なのか、地方の役人なのかとね。
お金を集める役所の財務省や総務省はといえば、いかに今そこにある税を守り、新しい税を作り、国と地方の財政を潤すかに地道を上げる。
言っておきますが、国と地方の役人が為すべきは、国民の暮らしを守り豊かにするために粉骨砕身努力し、国民が自らの意志で支払ってくれる税金を大切に使って最大の効果を上げ続けることです。
人が減り、稼ぎ手が少なくなり、しかも生活に困窮する方たちがたくさんいる今、役人自らの生活保障のために、国民が血税を払っているのではないことだけは心に刻んでもらいたいものです。