速報! スバルが一連の完成検査不正で 徹底調査の結果を発表

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スバルが一連の完成検査不正で
徹底調査の結果を発表
不適切ではなく不正だ
本日夕刻、スバルは本社で会見を開き、一連の不正行為について、「徹底調査」の結果を発表した。
これまでの事案に加え、エラー時間の書き換え、温度と湿度エラー測定結果の書き換え、測定端末でのデータ書き換え、不適切な測定プロセス、ブレーキ検査の不適切行為、舵角角度の不適切行為、スピードメーター誤差の検査方法違反、サイドスリップテストの検査方法違反、ずさんな計測値の記録と管理など多岐にわたることを認めた。原因としてスバルが挙げたのは以下の4点だ。

●完成検査の工程処理能力を超えていた

●検査員が容易に不適切行為に及べる環境があった
●検査員のルールを守る意識が著しく欠けていた
●経営陣の課題に対する認識と関与が十分でなかった
記者の受け止めでは四番目の経営陣の責任が最も重たいと思う。スバルは「不適切行為」と言わず、なぜ「不正行為」と言わないのか。ホントに出直しの覚悟があるのか疑問は拭えない。中村社長は、「自らが陣頭指揮をとって信頼回復に努めたい」と話した。
取材 文 写真/神領 貢 マガジンX編集長
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