ホンダがフランクフルトショーで2019年に発売を予定しているピュアEVのコンセプトモデルを披露した。
出展されたスタディモデルの名称は「アーバンEVコンセプト」。青いバックライトに照らされるフロントマスクのHマークは、EVの象徴として使われていく模様だ。
優れた視界をもたらす細いAピラーに加え、コンセプトモデルでは乗降性を高めるリアヒンジ式のドアを採用。また、内装では前後シートの仕立てが異なり、木目パーツが使われてラウンジを思わせる空間が作り上げられている。
フローティング式のインパネにも木目が使われており、パノラミック・ディスプレイやドアトリムへと続くラップラウンド・スクリーンが特徴的。このスクリーンにはドアミラーに代わってカメラが捉えた後方の映像が映し出される。
なお、バッテリーなどパワートレインに関する具体的な内容は公表されていない。
フロントには丸くリング状に光るランプが配されているが、N-ONEに続いてN-BOXにも採用されたことから、今後のホンダのコンパクトカーや軽自動車でトレンドとして取り入れられていくのだろうか。