石井国交大臣、自賠責保険積立金、「全額繰り戻ししていただく」と明言!!

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石井国交大臣、自賠責保険積立金、「全額繰り戻ししていただく」と明言!!

本日の石井国交大臣会見要旨。
次世代の観光立国の財源について。
検討の具体化を進めるため、15日に有識者会議を立ち上げる。
2020年4000万人、2030年6000万人の目標達成には受け入れ環境整備が必要。この秋のうちには一定の取りまとめを行いたい。

所有者不明の土地問題について。
公共事業用地などで所有者の探索に時間がかかる。新たな仕組みについて次期通常国会への提案を目指す。制度の方向性について特別部会で議論を開始した。年内に中間取りまとめをする。

小田急の車両火災について。
参宮橋 代々木八幡駅の間で普通列車の乗客が避難した。車内設備には影響が見られなかった。非常ボタンが押されて列車が停車した。今回の事案について問題がなかったのか小田急に検証するよう指示した。

改正道交法から半年が経った。
運転に自信のない高齢者には、自主的な返納をお願いする。安全サポートカーを拡充していこうと。クルマ自体も安全運転支援を進めていきたい。

自賠責保険積立金の繰戻しについて質問した。
被害者救済の拡充、重度後遺障害者への療養施設の拡充、介護者なきあとの支援なども要求した。繰戻しの期限である平成30年度までに全額繰戻しをしていただくよう、財務大臣と折衝する。

添付は自動車損害賠償保障制度を考える会が提出した「自動車安全特別会計からの一般会計繰入金に係る要望」。平成30年度に繰り戻しを実現させるためには、次期通常国会での予算成立が必要。事実上、年内の麻生財務大臣との折衝がタイムリミットだ。詳細は販売中のマガジンX10月号に詳しく掲載している。

取材・文・写真/神領 貢(マガジンX編集長)

20170912145809-0001(ドラッグされました) 我が国の自動車損害賠償保障制度

 

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