横浜ゴム、大槌学園が行う「平成の杜」での植樹を支援

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横浜ゴムは、岩手県上閉伊郡大槌町の大槌浄化センター敷地内にある「平成の杜」で、大槌町立大槌学園が「ふるさと科」授業の一環として4月21日に行った植樹会に苗木提供と植樹指導の支援を昨年に続き行った。

当日は約20名の横浜ゴムボランティアスタッフが植樹指導に当たり、大槌学園の4年生71名が約110平方メートルの植樹マウンドに、横浜ゴムが提供した土地本来の常緑広葉樹などに加え、今年は初めて同学園内で生徒たちが育てた苗木も植えられ、合計731本を植樹した。大槌学園では2020年まで毎年約600本ずつ、合計約2,000本の植樹を実施する計画。なお、今年も大槌町にタイヤ40本(自動車10台分)を寄贈した。

大槌町では、宮脇昭横浜国立大学名誉教授が東日本大震災後に提唱した東北地方の太平洋沿岸に防潮林を築く「いのちを守る森の防潮堤」構想を取り入れた「鎮魂の森」づくりを復興計画のひとつに掲げている。

横浜ゴムはこの計画に賛同し、2012年にモデル植樹を実施し、その森を「平成の杜」と命名。以来、毎年春に「平成の杜」植樹会を開催し、地元住民の方々と2015年までに全長約300メートルの植樹マウンドのうち約250メートルの植樹を完了させた。2014年からは植樹会に合わせて大槌学園の生徒による植樹も行われ、残りの約50メートルについては同学園の「ふるさと科」授業で活用されることとなった。

震災復興活動を地道に協力し続ける横浜ゴム。これからも引き続き協力していって欲しいものだ。

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