東洋ゴムは、国内市販用タイヤのメーカ－出荷価格の改定。全般的に値上げとなる。
自動車用タイヤの主な原材料となる天然ゴムは昨年より価格高騰が続いており、また、合成ゴムの原料として用いられる石油化学系原材料価格も高値圏で推移しているという。
東洋ゴムは、これまで、生産性向上などによるコスト抑制に努めてきたそうだが、企業努力のみでこの上昇分を吸収することは困難なことから、下記のとおり国内市販用タイヤのメーカ－出荷価格を値上げすることを決定したそうだ。
値上げ幅は建設車用タイヤで10％。乗用車用タイヤで5.5％など種類によって若干異なる。
物価の高騰で景気が良くなるというが、給料上昇が伴わなければ高いものは買えなくなる。タイヤの値上げでタイヤを買い替える人が減らないといいのだが。
- 対象ブランド ： トーヨータイヤ
- 対象商品 ： 国内市販用タイヤ、チュ－ブ、フラップ、その他
- 適用時期 ： 2017年5月1日（月）当社出荷分より適用（夏用、冬用タイヤとも）
4．値上げ率（平均）:
建設車両用タイヤ 10.0%
産業車両用タイヤ、トラック・バス用タイヤ 8.0%
小型トラック用タイヤ 6.0%
乗用車用タイヤ、バン用タイヤ 5.5%
チューブ、フラップ、その他 8.0%
- 対象ブランド： ニット－タイヤ
2. 対象商品 ： 国内市販用乗用車用及びSUV・CUV用タイヤ
3. 適用時期 ： 2017年5月1日（月）当社出荷分より適用
4. 値上げ率 ： 最大10.0%
